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更新日は 2025年 01月 28日 です。
2025年1月 | ||||||
★トニー・ボールナール
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ル・ピノ・ノワール 2017
*正直、美味しいのかどうかは判断がつかない。 最近のフィリップ・ボールナールも醸造はトニーですから その延長線上で同様に感じてます。 あえてそれ以上のコメントはしません。
長い目で見ていきたいです。
今回は割り当てを減らしてもらいました。
品種:ピノ・ノワール100%
樹齢:31年
土壌:灰色と赤色泥灰土の混じった石灰質粘土質
収穫量、収穫日:9月4日と例年よりも1ヶ月早い。
収量は霜の被害により20hL/haと60%減。
マセラシオン:ステンレスタンクで35日間。
醗酵:自然醗酵で25日間。
熟成:古樽(400L、225L)で9ヶ月。
区画名はコート・ド・ フール。
ル・ピノ・ノワールの畑に唯 一あるスレート状の黒色泥灰土が
ワインにスパイシーな味わいを与える。
ワイン名はそのままピノ・ノワールで、
まさにこれぞ「Theピノ・ノワール!」と言えるような
コクのあるワインが出来ることから命名した。
SO2無添加、ノン・フィルター
ヴァンクールさんコメントから
2年ぶりのリリースとなるル・ピノ・ノワール
(2016年は醸造の失敗によりお蔵入りだった)。
2017年は、春の遅霜の甚大な被害により
ほとんどのブドウが全滅する中、
唯一ピノ・ノワールだけ辛うじて収穫することができた。
出来上がったワインは、アルコール度数が13.4%もあるのに
酒質はとてもしなやか。
このキュヴェの畑の土壌は、灰色・赤色泥灰土に挟まれた
スレート状の黒色泥灰土の層があり、
この黒色泥灰土が通常味わいにスパイシーさを与えるのだが、
今回はワインにボリュームがあることもあり、
相対的にスパイシーさが抑えられた
口当たりの良い艶やかなワインに仕上がっている。
また同時に、ヴァンナチュール好きの心を鷲づかみにするような
シャンピニオンの風味とダシのように染み入る優しい旨味があり、
口に入れるたびにテンションが上がる。
これぞまさにThe Pinot Noirだ!
インポーターはヴァンクールさんです。8→3本
生産年:2017年
生産国:フランス
生産者:トニー・ボールナール
2025年1月 | ||||||
★ トニー・ボールナール
TONY BORNARD
★フランス東部、ジュラ地方のアルボワの街を南に2km ほど下がると、
標高400m以上の高原に囲まれた小さな村ピュピランがある。
ピュピラン村の中心には、あの有名なピエール・オヴェルノワのドメーヌがあるが、
彼のドメーヌから200mと離れていない場所に
フィリップ・ボールナールのカーヴがある。
彼のカーヴを囲むように総面積12.5haの畑が丘の斜面に点在し、
赤のブドウ品種は全て太陽の燦々と当たる南面に、
そして白は東北の面に位置する。
ジュラ高原最大の支脈を背にして森林地帯が広がり、
深い谷が南東に向いているため、ブドウ畑は厳しい冬の寒さと
夏季の乾燥に耐えることができる。
サンテ=ティエンヌのワインショップを転々とするが、
なかなかうまく資金を貯めることが出来なかった。
30歳までにワイナリーを立ち上げるという夢が叶わなかった彼は、
もう一度ゼロからチャレンジする覚悟で2011年4月フィリップの元に戻る。
父親のドメーヌを手伝いつつ、一方で父親から畑を譲り受けたり、
あるいは自ら購入しながら、少しずつドメーヌ立上げの準備を整える。
そして、2013年1月、ついにドメーヌをスタートさせる。
生産者
現在、トニーは2.5haの畑を1人で管理し、
ワインの醸造は父親のフィリップのカーヴを共有している。
所有するブドウはピノ・ノワール、プルサール、シャルドネ、サヴァニャンで、
樹齢は2015年に植樹したものも含めて平均30年。
幼い頃は大の虫好きだったトニーは、その頃から大自然やエコロジーに興味があり、
ブドウ畑をビオで育てるのも、父親からの影響ではなく、ごく自然な流れだった。
彼のつくるワインは、スタイルこそ父親譲りだが、抽出が優しく
どれも上品で華奢な美しさとフィネスを兼ね備えている。
彼のモットーは「環境と体にやさしいワイン」で、
将来的には畑にビオディナミを少しずつ取り入れたいと考えている。
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過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/tonybornard_a.html