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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★グートルブ・ブイヨ
●コトー・シャンプノワ・ラ・キャバヌ・デ・ピソット 2015
*2015年に新たに生まれたキュヴェ。
キュミエール村の北西約20_にある
シャンブルシー村の区画のピノ・ムニエを使用し、
キュミエールのリザーヴワインをブレンドしています。
透き通るような綺麗な果実感は
とっても滑らかにシルキーな味わい。
タンニンはほとんど感じず大きめな抑揚と共に
しっとりと染み込んでいく感じです。
余韻にフレッシュ感が残ります。
9/16/2020試飲
生産年:2015年
生産国:フランス
生産者:グートルブ・ブイヨ
葡萄品種:ピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネ
2024年11月 | ||||||
★ グートルブ・ブイヨ
DOMAINE GOUTORBE-BOUILLOT
★マルヌのダムリーに本拠を置くグートルブ・ブイヨ最大の特徴は
1980年から現在まで毎年継ぎ足されているソレラです。
ドメーヌのスタンダード・レンジのキュヴェには
全てこのソレラがブレンドされています。
ソレラはドメーヌのラシーヌ(ルーツ)と呼べる大切な存在であるため、
一度に大量に使うことはできません。
しかし、今回ドメーヌではこの稀少なソレラでストックした
パーペチュアル・リザーヴを100%使った特別なキュヴェを仕込み、
世界のインポーターに向けてリリースしました。
2キュヴェ、各約980本のみの限定品です。
ドメーヌは稀少なクロの畑も所有しています。
1930年に植樹されたクロのブドウ木の樹齢は2010年時点で80年。
世代交代のタイミングと重なったこともあり、
この2010 ヴィンテージで初めてクロのシャンパーニュを仕込みました。
また、樹齢60年を超えるリュー・ディの低収量の凝縮したブドウから生まれる
コトー・シャンプノワもドメーヌの個性を表すキュヴェの1つです。
グートルブ・ブイヨは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌの
ダムリーに本拠を置くRMです。
ダムリーは、南向き斜⾯の畑が広がるマルヌ河右岸に位置し、
ちょうどキュミエールの⻄隣に当ります。
ドメーヌの起源は1750 年に遡り、代々家族経営で継承されてきました。
1911年から元詰めを始め、1980年代からは
ドミニック・パプルー夫妻によって運営されていました。
2010年に息子のバスティアンがドメーヌに参画して世代交代し、
急速に進化をしているところです。
バスティアンは大学卒業後、著名なシャンパーニュのメゾンで研鑽。
また、パリのクリュッグ、そしてロンドンのワインショップで
高級シャンパーニュの販売とマーケティングに携わり、
グローバル・マーケットにおける幅広いスキルを身に着けて、
新時代の意欲的で野心的なシャンパーニュ造りを行っています。
ドメーヌの栽培⾯積は現在8ha。
栽培品種は、ピノ・ムニエ40%、ピノ・ノワール25%、
シャルドネ35%。
植樹比率は1ha当たり9000本。
平均樹齢は30〜35年で、5年毎に0.40ha灰質で、
心土はチョークとマールで構成されています。
ドメーヌの最大の特徴は1980 年から毎年継ぎ足され続けているソレラです。
ドメーヌではこれを『パーペチュアル・リザーヴ(永遠のリザーヴ)』と
呼んでいます。
約40年に亘り丹念に継ぎ足されてきたソレラのリザーヴワインは、
ドメーヌの歴史と深く密接に繋がっています。
ドメーヌのスタンダード・レンジのシャンパーニュには
全てこのソレラのリザーヴワインがブレンドされています。
このため、そのスタイルは、「熟成感」と「フレッシュ感」との
絶妙なバランスにあります。
「極端に若すぎず、また極端に古過ぎない」、
この卓越したバランスが最大の個性と言えます。
ソレラは、若いヴィンテージがフレッシュ感を、
そして古酒のバックヴィンテージが永遠とも呼べる
⻑い⼝中の余韻を付与してくれます。
この二つの効果が互いにバランスを取り合って
味わいの可能性が無限大に広がります。
つまり、ソレラはドメーヌのスタイルの継続性を
保証するラシーヌ(ルーツ)と言えるのです。
2020 年現在、ドメーヌでは、ルフレ・ド・リヴィエールの
キュヴェの1980年から2019年までのソレラのリザーヴワインが1本。
そしてシャルドネの2000年から2019年までのソレラが1本。
さらにピノ・ノワールの2000年から2019年までのソレラが1本あります。
一般的に5〜10年程度のソレラは見かけますが、
これだけのバックヴィンテージに遡るソレラシステムを備えている造り手は
シャンパーニュでは極めて稀です。
ドメーヌの畑はビオロジックで栽培され、
オート・ヴァルー・アンヴィロンヌモンタルの
レベル3の最も高い認証を受けています。
しかし、除草剤の使用はずっと昔に止め、
畑には⻑年有機肥料しか施されていません。
肥沃な土壌の区画ではカバークロップを生やし、
耕耘を行って土を耕しています。
傾斜のある痩せた土壌の区画では、土を豊かにするため、
そして土壌の浸食を防止するためにコンポストを散布しています。
また、ブドウの害虫を駆除してくれる昆虫を生かすため、
また花などの生育を促すために幾つかの区画の境界には垣根を設けています。
ビオディナミについては関心を持っていますが、
ビオディナミに使用される硫酸銅の土壌への蓄積を懸念しているため、
現在のところは実践するには至っていません。
収穫は全て手摘みで行い、すぐにその場で選果されます。
醸造所に運び込まれたブドウは、由来する区画毎別々に分けて、
すぐに圧搾されます。
その後、一昼夜かけて自然に清澄を行います。
醗酵は温度管理付きのステンレスタンクで行います。
醗酵は、ブドウに備わっているアロマのフィネスを洗練させるために、
15度から18度の低温で行います。
ゆっくりと時間をかけて醗酵を行うため、18度を超えた場合、
醗酵を中断させます。
このためアルコール醗酵の期間は3週間にも及びます。
醗酵終了後、粗い澱を取り除き、翌年の春まで熟成させます。
ドメーヌでは全てのキュヴェについて、
ワインのバランスを取るため、そしてワインのフレッシュ感と
熟成のポテンシャルを保持するために、
また、ブドウ本来の自然なアロマが失われないように、
マロラクティック醗酵は行っていません。
シャンパーニュの味わいにおけるブリオッシュを思わせるニュアンスは、
マロラクティック醗酵によって備わるのではなく、
熟成によって備わるものであるというのがドメーヌの哲学なのです。
インポーターはVIVITさんの資料より
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