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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★エミリアン・フヌイユ
●シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン・ミレジメ・レ・バス・クロワ・エ・レ・ジリ2016 2016
*入荷数が極端に少ないのでお一人様1本で。
『同時にエミリアン・フヌイユ以外の
条件の無い同額程度のワイン』を
同数お買い上げください。
注文多数の場合は常時お買い上げ頂いている
お客様を優先します。
*2つのリュー・ディのアッサンブラージュによる
ブラン・ド・ブランのキュヴェ
*今回一番最初に試飲したキュヴェはこちら。
とっても複雑かつ不思議な世界観を持つ
奥深い味わいはオリジナリティに溢れる
繊細を持ちます。
2年目でこんな表現が出来てしまうなんて。
どんどん引き込まれてしまうんだな?。
少し熟れた洋梨、りんごのニュアンスで
細かいシルキーな泡との旨味の乗った
ふっくらした酸の素晴らしいコントラスト、
口の中で転がしていると表の静かさに比べて
奥にある盾構造の複雑さが現れます。
この余韻いつまででも続いて欲しいな?って。
5/18/2021試飲
生産年:2016年
生産国:フランス
生産者:エミリアン・フヌイユ
2024年11月 | ||||||
★ エミリアン・フヌイユ
EMILIEN FENEUIL
★エミリアン・フヌイユはプティット・モンターニュの
セルミエに本拠を置くグローワーです。
僅か2.37haのドメーヌでピエール・マッソンから教えを受けた
ビオディナミで耕作しています。
これまではルクレール・ブリアンなどにブドウを売却していましたが、
大親友であるオーレリアン・ルルカンとトマ・ペルスヴァルに触発され
2015ヴィンテージから自身のシャンパーニュと
コトー・シャンプノワを造り始めました。
シャンパーニュの野生児が造るナチュラルワイン野生児と呼べる風貌の
エミリアン・フヌイユは、畑にも野生の木と草花を生やしたままにしています。
ロニャージュも除葉もグリーンハーヴェストもしません。
醸造もナチュラルで、コトー・シャンプノワは
ブドウ以外の添加物を一切加えないナチュラルワインです。
ドザージュもしません。
彼の初ヴィンテージは地元ランスで大評判になっている他、
アメリカ、オランダ、イタリアにも輸出されています。
ドメーヌは、ランスからエペルネへ向かう直線道路D951の⻄側、
プティット・モンターニュ地区のセルミエのコミューンに本拠を置いています。
セルミエの村の名前はサルムという⾔葉に由来しています。
これは、塩分を含んだセルミエの土壌を示す⾔葉で、
ワインの味わいの中に感じられる塩味の要素のことです。
ドメーヌは、セルミエ、シャムリー、エキュイユの3つの村に点在する
合計2.37haの畑を所有し、
ピノ・ムニエ43%、シャルドネ28%、ピノ・ノワール22%、
プティ・メリエ7%の4品種を栽培しています。
ドメーヌの主要な区画は以下の通りです。
■Les Basses Croix レ・バス・クロワ
セルミエ。⻄向き。0.18ha。樹齢41年のシャルドネ
■Les Gillis レ・ジリ
エキュイユ。東向き。0.10ha。樹齢36年のシャルドネ
■Les Goulats レ・グラ
シャムリー。北東向き。0.14ha。樹齢36年のピノ・ノワール
■Les Puits レ・ピュイ
シャムリー。北東向きの2区画。樹齢34年のピノ・ノワール(0.12ha)と、
2010年植樹のプティ・メリエ(0.09ha)
エミリアン・フヌイユは2006年に⽗の引退に伴いドメーヌを継承しました。
それまでネゴシアンにブドウを売って⽣計を⽴てている栽培農家だったため、
最初はルーティーンな仕事をしていました。
しかし、ピエール・マッソンと出会い、彼から良識あるビオディナミを教わり、
ビオディナミに開眼。ドメーヌの畑をビオディナミに転換し、
畑仕事に没頭するようになりました。
毎日畑を注意深く観察し、その変化に耳を傾けることに専心しています。
ドメーヌを訪問した際も、日中は畑仕事が忙しいとのことで、
アポの時間は夕方の17時半でした。
それほど⼊念に畑仕事をしているのです。
エミリアンは畑に野⽣の木を⽣やしたままにしています。
木がブドウのじゃまになっていても引き抜かず、自然のままにしています。
雑草や花、下草も取り除きません。⽣物多様性の維持のためです。
白ブドウはシャブリ式、赤ブドウはコルドン・ド・ロヤで剪定し、
厳格に掻きを⾏いますが、その後はロニャージュも
グリーンハーヴェストも除葉も⾏いません。
ブドウ木に過剰なストレスをかけず、
自発的に成⻑するままにしておくのです。
畑の表土は砂、マール、粘土で、基盤岩はチョーク(白亜)。
このチョークの影響で、特に赤ワインには塩味や
ミネラルが現れるのがドメーヌのワインの特徴です。
耕耘は表土を春先に1〜2 回耕します。
ドメーヌでは、ルクレール・ブリアンや
ユレ・フレールにブドウを売っていましたが、
大親友であるオーレリアン・ルルカンと
トマ・ペルスヴァルに触発された、
2015ヴィンテージから一部のブドウで元詰めを始めました。
エミリアンは単一年のワインと
ミレジメのシャンパーニュしか造りません。
2015ヴィンテージの総⽣産量はシャンパ-ニュと
コトー・シャンプノワの全7種類のキュヴェを合わせて僅か3800本。
初ヴィンテージは2019年の年末にリリースされたばかりですが、
地元ランスのワインショップで大評判になっている他、
アメリカ、オランダ、ベルギー、イタリアなどにも
輸出され始めています。
収穫と醸造について
収穫は手摘みです。
エミリアンは収穫時のブドウの温度に非常に気を使っています。
このため、摘み取り作業は気温の低い早朝から
午前中にかけて行っています。
コトー・シャンプノワもシャンパーニュのベースワインも
全てバスケットプレスで圧搾し、温度管理を行わずに
野生酵母で樽醗酵、樽熟成させます。
樽は228リットルと450リットルの中古樽を使用。
マロ醗酵は自然に実施。冷却安定や
澱引き、清澄、濾過などは一切行わずに、
シャンパーニュは収穫翌年の9月にティラージュ。
コトー・シャンプノワは収穫翌々年の5月に瓶詰めします。
SO2は圧搾時に30mg/l添加(2015年時点)するのみで、
その後は醸造中も瓶詰めの際も無添加です。
SO2の使用量は年々減らしているそうです。
エミリアンは、赤ワインのマセレーションに関しては、
ワインとタンニンの上品な質感を得るために、
優しくソフトに行うことが非常に常に重要であると考えています。
このため、ピジャージュが必要な場合は
ごく軽く果皮を果汁に沈めるにとどめ、
ルモンタージュも手作業でソフトに優しく行っています。
また、清潔を保持するため、醸造に使う樽は
収穫前に徹底的に洗浄しています。
これはオフフレーバーを避けるために
非常に重要な作業と考えています。
ドメーヌでは、異なる品種や、
異なる区画のブドウをアッサンブラージュする場合、
圧搾の 前にブドウをアッサンブラージュして、
圧搾の時点から一緒に醸造する手法を取っています。
リキュール・ド・ティラージュは、最もナチュラルだと考えている
ビオ認証のMCRを使用しています。
ルミアージュもデコルジュも全て手作業で、
全てのキュヴェがノン・ドゼです。
『私はヴィニュロンであることを誇りに思います。
ヴィニュロンはブドウを通して作品を作ります。
力強く、抵抗力があるブドウは、とても繊細でもあり、
人間と常に密接な関係を持ち、
世界のいたるところに根をおろしてきました。
私はブドウ栽培の文化と自然との関係が大好気です。
ブドウは、地中にしっかりと根を伸ばし、
螺旋状に伸美、つるで巻き付きます。まるで探検家です。
星に向かって伸びるブドウは、私に地に足を付けていることを、
そして目に見えないものを知覚することを可能にしてくれます。
それは大地、あるいは芸術でしょうか?
いやこれこそがテロワールなのです。』
行動
『ヴィニュロンの選択とは、畑にある全てのことについて観察して、
それに基づいて、畑の土壌を最もうまく表現させること。
そして、畑の多様性を促進することです。
この選択は感性によっても導かれます。
知識や理解は探求を構成するものです。
しかし、生き物、生物に触れるには直感も不可欠です。
時間
『土壌とワインにおける自然の錬金術は慌てることはありません。
そこには尊重しなければならないリズムがあります。
恥じらっているのか、あるいは気まぐれなのか?
1本のワインが花開くには時間がかかります。
このワインという淑女は、自分に心地良い衣服を纏うまでは、
外に出たくないようなのです。』 VIVITさんの資料より
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