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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★ジャン・マルク・ブリニョ
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ル・ラ・フィーユ・アン・カージュ 2009
*飲んでいてとっても素直になれるわいんです。
シンプル イズ ベスト。でも奥行き、深みもあります。
ドライのくせにとてもチャーミングな味わいで、
口に含むとピュアで清潔な印象をたっぷりと感じます。
とってもシンプル!ただシンプル故に造り手の姿勢が
ダイレクトに伝わります。
それこそがワインの深み厚みをもたらしております。
5/18/2011試飲
生産年:2009年
生産国:フランス
生産者:ジャン・マルク・ブリニョ
葡萄品種:ガメイ
2024年11月 | ||||||
★ ジャン・マルク・ブリニョ
JEAN MARC BRIGNOT
★ブドウ畑から遠く離れた北フランス、
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ワインを作り上げるのではなく、自然の力を信じてワインが出来るのを
ノルマンディー出身のジャン・マルクにとって、
ワイン造りは少年時代からの夢でした。
20代に映画•映像の勉強ためドイツへ留学、
シナリオライターとしてベルリンで2年間過ごした後、フランスへ帰国。
マコンで醸造学を学びワインの世界での第一歩を踏み出します。
在学中、ジュラでのナチュラルワインのパイオニアである、
ピエール・オーヴェルノワ氏のドメーヌで研修した際に、
この地方独特のワインに魅せられ、
ゆくゆくはジュラでワインを作ろうと決意しました。
ボジョレーやシャンパーニュ地方で、ブドウ栽培とともに
醸造責任者として働きながら、
ブルゴーニュにあるドメーヌ・カデットのジャン・モンタネ氏ほか
自然派のヴィニュロンらと交流し経験を積んでいきました。
そして2004年にアルボワに4.5hを購て
「自分が飲みたいワイン」を造り始めます。
彼にとってワインとは、「ブドウ100%の産物であり、
添加物0%で作られるもの」なのです。
手伝うように仕事をする、というのがモットーです。
果実の味が豊かに香り、湧き水のように清らかで、スーッと体に染み渡る感覚が
得られる飲み物を目指しています。
2009年夏、かねてから他の地域の、他のブドウでもワイン醸造をしてみたいと
思っていたジャン・マルクは、
100%ナチュラルワインのネゴシアンを立ち上げました。
すべてビオロジックで「AB」認定を受けている上質なブドウだけを買い、
現地で選果、醸造します。
2009年はボジョレー地方と、アルデッシュ県でネゴスワインを造りました。
また、ビオロジック、ビオディナミ農法や、ナチュラルワインのポリシーを
広めて行くのもこのネゴシアンの目標です。
眠っていたドメーヌ・ド・ペイラ(オーベルニュ)のワインを買い取り、
再び市場に出すことにしたのもそのためです。
すばらしいブドウ栽培者無しでは、美味しいワインは造れません。
ネゴシアンワインのエチケットには必ずブドウ栽培者の名前を入れています。
4.5hが一区画にまとまっている畑は、
Grand Curoulet(グラン・キュルレ)と呼ばれる
AOCアルボワの中で特に素晴らしい斜面に位置しますが、
自由なワイン造り(長期間のマセラシオン、白ワイン品種と
赤ワイン品種を混ぜる等)のために2005年以降はAOC申請をやめ、
「Vin de table」になります。
太陽が一日中あたる斜面の頂上から下まで広がる区画には、
プルサール(50%)、サヴァニャン(35%)、シャルドネ(10%)、
ピノ ノワール(3%)、トルソー(2%)が植わっています。
大部分は1969年に植樹されましたが、サヴァニャンの一部(1.7h相当)は、
1970年代に植え替えられました。
地質は泥灰土(灰色がかった) が中心です。
除草剤、化学肥料を使わず、ビオディナミの農法で許可されている
物質(硫黄や銅)によって病気を防ぎます。
これらの使用回数、量自体も極力減らす努力をしています。
畑には野鳥、小動物もたくさん生息しており、今後も生物が増えるように、
果樹を植えたり、既存のアカシアに鳥の巣をとりつけたり、
養蜂箱を置いたりして、より良い環境作りに努めていきます。
将来的にはアロマテラピーを用いて、病気、虫害をおさえられように研究中です。
ヴォルテッさんの資料より
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