2019年8月までクーレ・ド・セランの畑で働きながら、
妻のアレックスと交代で自分達の葡萄畑を管理していましたが、
アレックスは医療関係の仕事へ戻り、エリックはスタッフのニコや3頭の馬と共に
畑仕事や醸造に集中できるようになっております。
畑はエコセールの認証を受けており、栽培品種はシュナン・ブラン、グロロー、
ガメイ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン。
機械などは使わず手作業か馬で畑を管理、醸造は自然発酵、
亜硫酸を無添加せずに瓶詰めまで行っています。
葡萄のエキスをしっかりと感じ流ように緻密で上品、
長い経験が詰め込まれたかのように落ち着きがあり、
個性と魅力に溢れるワインを私達に伝えてくれています。
【重要なお知らせ】
シャトー・フランシェは、2020年4月に入荷しました。
エリック・デュボワの記念すべき初ヴィンテージ、
入荷直後の試飲において本来の状態ではないと
判断したためリリースを見送り、
秋の試飲ではかなり良くなっていると感じましたが、
念を入れて2021年の4月まで待つことを決めておりました。
最終確認のため3月に事務所への出荷依頼をしたところ、
一部のワインに漏れが発生していることが判明。
急遽リリースを取り止めて原因究明と状態確認を
私たち自身が行い正常なものと漏れているものを仕分けして、
両者の味わいの差も入念に確認しました。
全てのボトルにキャップシールが付いていないため、
漏れていることはひと目で確認できます。
状況といたしましては、赤ワインのヴォラティルに
漏れの大半が集中しておりました。
生産者にも説明を求めたところ、原因は品質の低いコルクを使用して
横置きの箱に入れてあるため、経年でコルクの裂け目や
外周から染み出したものと判明。
対策として、オリジナルの横置き箱から、
全アイテムの全てのボトルを縦置きの箱に入れ替えてあります。
漏れの程度に多少の差はありますが液面に大差はないこと、
漏れていないものと比較して味わいの差はないことを確認しました。
詳細については画像をご確認ください。
(漏れている部分は全て綺麗に拭き取り済みですが、
画像は拭き取り前の状態です)
インポーターのヴォルテックスさんの資料より
折りたたむ