イタリア・リグーリア出身のローラ・セメリアさんと
夫のドミニクさんが2007年に興したドメーヌです。
ローラさんはイタリアやスイスで食品業界で働き世界中を飛び回る傍ら、
ワインに興味を持ちソムリエ資格を取得、その後の人生設計を考え、
ワイン生産者になることを志しました。
結果としてシュヴェルニーエリアのロモランタン品種を好きになり、
2007年に売りにでていた20haの畑(樹齢15-80年)を
購入してワイン生産を開始しました。
購入時はリュットレゾネの畑を有機栽培~ビオディナミに転換。
現在は、白品種でロモランタン、ソーヴィニョンブラン、シャルドネ、
赤品種でピノノワール、ガメイ、コーを生産しています。
醸造
現在、8haはロモランタン種でAOCクー・シュヴェルニーのワインを生産。
AOC ChevernyとCour Chevernyの4つのコミューンに約30haの畑を所有し、
ビオディナミに沿った栽培を行っています。
樹齢は平均15年~20年。
一部の区画は60〜80年です。
フランスの中でも極小のAOCの一つであるAOCCour Cheverny
(全体で約 50ha) に畑を所有する 11生産者のうちの1つです。
赤ブドウはピノノワール、ガメイ、マルベック、
白ブドウはソーヴィニョンブラン、シャルドネ、ロモランタンです。
シュヴェルニー・ブランAOC Cheverny
(ソーヴィニョンブラン中心&シャルドネ)用の
区画は約2haの粘土/砂質/ライムストーン土壌。樹齢は20年。
シュヴェルニー・ルージュ AOC Cheverny
(ピノノワール、ガメイ、マルベック) 用の区画はガメイ20年、
ピノ・ワール15年、マルベック13年。
粘土/ライムストーン土壌。32ha。
ルーチェ(AOC Cour Cheverny ロモランタン)用の区画は
粘土/砂質/ライムストーン土壌 。
樹齢50年、12ha。
ビオディナミを導入したのは、
1. ワインの品質の向上、
2. ブドウ畑で働く従業員・チームの健康のため、
3.葡萄畑の健全化、
以上の3つの目的を達するためという事です。
人的介入が最小限の醸造方法をとり、自然酵母のみの発酵、
必要最低限の酸化防止剤を添加しています。。
ル・ヴァン・ナチュールさんの資料より
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