気候は、ロワールとソローニュ地方の特徴として海洋性気候に含まれるが、
トゥーレーヌ地方などよりはやや内陸性気候の影響を受けている。
濃いめの赤紫色、熟した赤い果実、特に梅や梅干し系の香りです。
引き締まった味わいですが、優しい果実味
(特にコクのある梅ぼし系)が横に広がります。
抜栓時は閉じこもり気味ですが、わりと早くジューシーな
味わいが広がり、余韻も長いです。
赤身の肉(牛、仔牛、羊など)をグリルした料理と相性が良いかと思います。
色合いは淡い黄色、古樽で澱上での熟成に由来すると思われる複雑な芳香。
味わいはドライ、しっかりした酸味で引き締まっています。
レモンやグレープフルーツなど柑橘系、
その皮、余韻に蜜やナッツのようなニュアンスもあります。
シャルキュトリ―や白身の肉系の料理、
また羊系のチーズとも相性が良さそうです。
醸造
白ワイン
ブドウをプレス後に清澄。自然酵母で醗酵、
ステンレスタンクで18度~20度に温度を管理。
AOCクー・シュヴェルニーは、6ヶ月間樽で澱上で熟成させた後、瓶詰。
キュヴェFrancois1erは、樹齢の高いロモランタン種のみ使用。
最も古い樹は1922年に植えられた。
2/3のブドウはプレス、1/3は直接タンクに入れ15時間浸漬。
自然酵母のみで醗酵。
6ヶ月間樽で澱上で熟成させた後、瓶詰。
赤ワイン
タンクで全房醗酵。自然酵母で醗酵。
約7日間、温度コントロールして醗酵する。
醗酵終了後、優しくプレスし、樽に移し、マロラクティック醗酵。
収穫翌年の春に瓶詰。
ル・ヴァン・ナチュールさんの資料より
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