★1860年以前からブドウ栽培とワイン生産してきたペリッツァーティ家はかつて、50haのブドウ畑を所有していたが、
1970年代に相続等の問題でワイナリーを売却してしまう。
現当主の父であるアルトゥーロは、売却後も変わらずペリッツァーティの名前でリリースされる、
質より量や効率を重視したワインを目の当たりにし、失われゆくヴァルテッリーナのワインの伝統を憂い、
そしてそのかつての名声の復権を願い、1984年にAR.PE.PE.(自身の名前であるArturoに、父方と母方の名字、
Pelizzati、Peregoの略)を創立、現在はアルトゥーロの子であるイザベッラとエマヌエーレによって、
11haの畑から4-5万本を生産。畑はサッセッラ地区とグルメッロ地区の南向きの急斜面にあり、
山の形に沿った小さな段々畑となっていて、ネッビオーロ(キアヴェンナスカ)のみを栽培。
かつてのヴァルテッリーナがそうであったように、温度管理をせずに20~25日間にも及ぶ
長いアルコール醗酵を行い、オーク、栗やアカシア製の大樽での長期熟成、
そして瓶内でも数年寝かせた後にリリースされる彼らのワインは、“ヴァルテッリーナの良心”と言っても過言ではない。
ワイナリーはグルメッロにある彼らの畑、ロッカ デ ピーロの麓の岩盤を掘って作った。
インポーターのヴィナイオータさんの資料より
過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/arpepe_a.html