■「コート・デ・ブラン(Cote des Blancs)」=「白い丘」
コート・デ・ブランはランスの南、エペルネの街の南に位置する地区です。
モンターニュ・ド・ランス地区、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区と並び
シャンパーニュのグランクリュがある3つのエリアの一つ。
シャトー・ダヴィズはコート・デ・ブランの中にあるグランクリュ・ダヴィズ村で
メゾンの目の前にある区画で栽培されているシャルドネを中心に、
各エリアで最も適した葡萄を選びワイン作りをしています。
フォリアージュに使用される葡萄は全てオーガニック栽培している生産者の葡萄を使用。
■エルヴェ・ジェスタン氏
1957年ブルターニュ生まれ。
80年にランス、82年にディジョンの大学で、醸造学とワイン法を学んだ後、
1982年-2006年までコート・デ・ブラン地区にある歴史あるグランメゾン、
"デュヴァル・ルロワ"に従事。20年以上にも渡り醸造長として勤めていました。
その後、栽培や醸造コンサルタントとして独立。フルーリー、フランク・パスカルをはじめとした
数々のレコルタン・マニピュランをだけではなく、
ルイ・ロデレールなどのグランメゾンも彼の意見を取り入れています。
フランスだけではなくて世界的にみても特殊な、
シャンパーニュという土地においてビオディナミ、
そして醸造に精通していると知られる人物。
ワイン名の「フォリアージュ」は秋に木々の葉が色付いている様子を表現。
ラベルに蝶のイラストが入っているのは、畑で除草剤を使用していないので
蝶がたくさんやってくる様子を表しています。
「葡萄畑の太陽、光、何もかも自然が与えてくれるものを
そのままお客さんに届けたいと思っています。
アペリティフとしておいしいシャンパーニュではなく、ワインであることを常に求めています。
そのためにワインの声を聴きながら仕事をし、理想的な状態になるまで出荷しません」と
ジェスタンと共に醸造と管理しているリデリックさん。
メゾンの前に広がるアヴィズのシャルドネの区画では、トラクターではなく馬が畑を耕しています。
アズマ・コーポレーションさんの資料より
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