★ラデラス・デ・モンテフラはナバラ州のDicastillo出身のエミリオ・ヴァレリオ氏が
この地方のブドウ栽培家者とオリーブ栽培者と協 力して始めたプロジェクトです。
ワイン醸造担当としては、フランス・コニャック地方出身で、
ブルゴーニュのLeroy、Domaine de la Chassorneyを経て
現在リオハでワインを生産しているオリヴィエ・リヴィエール氏が担当。
ビオディナミの方法を取り入れて栽培から醸造まで取り組んでいます。
約25haのブドウ畑と15haのオリーブ畑は、過去15年間、
殺虫剤や除草剤などを使用していません。
現在年間約50,000ボトルのワインを生産しています。
土壌・気候
15か所に分かれた小規模のブドウ畑からのブドウを原料としています。
リオハから繋がる石灰岩や砂岩中心の土壌の丘にブドウ畑はあり、
気候としてはどちらかといえば大西洋の影響を受けているということです。
11世紀から16世紀にかけて修道院が中心となりブドウ畑は開墾されてきたそうですが、
1980年代にはかなり荒れていたそう。エミリオ・ヴァレリオ氏は、
本来はブドウ栽培などに適したこの土地を立て直すことからはじめました。
栽培・醸造
醸造所はPalomarにあり、20のオークの醗酵槽と
6のコンクリート製醗酵槽(サイズは1000~8000L)、2
25~5000Lの樽 ~大樽を使用しています。
比較的ブドウ畑が分散しているので、それぞれのブドウ畑のぶどうの品種などを
別々に醸造するのに適した醸造所となっています。
醸造もビオディナミの方針にのっとっており、酸化防止剤は微量、
濾過、清澄も極最小限、必要がなければ行ってっておりません。
Le Vin Natureさんの資料より。