栽培
ビオロジック(カリテ・フランスの認証取得)
その後、ヨンヌ県、シャブリの南東にある
Treigny トレニーの村に本拠を移しました。
そして、2018ヴィンテージからは、新たに同じヨンヌ県の
ビオで栽培を行なっている知人ドメーヌからブドウを購入して、
生まれ故郷であるヨンヌ産にこだわったナチュラルワイン造りをしています。
ドメーヌの今後の展望
ミクロネゴスの活動と並⾏してラファエルは
⾒捨てられていた地元のブドウ畑を復活されるための活動をしています。
19世紀の地質学者の文献によれは、フィロキセラ禍以前、
トレニーではブドウ畑が200haもあったという記録が残っています。
土壌はブルゴーニュと同じ石灰質の岩盤上にあります。
またガレと呼ばれる小石がごろごろ転がっています。
この石が昼に太陽の熱を集めて保温効果を高めて、
ブドウの完熟を促進してくれるのです。
ラファエルが2018年に地元の引退するヴィニュロンから、ピノ・ノワールが
栽培されている1haの畑を引き継ぎ、
ドメーヌとして栽培・醸造を始めました。
初めての収穫は2019年で、3000本のワインが造られる予定です。
このキュヴェはIGP Vin de pays de l’Yonneとして販売される予定です。
また、かってブドウが栽培されていたコトー(斜面)に
ブドウを植樹する計画です。
これらの自社畑のブドウはビオディナミで栽培され、
ブドウ以外にも果物や花などを畑に植えたり、生け垣を作ったり、
ミツバチを飼ったりして、生物多様性の豊かな畑にする計画です。
直近の計画としては、2020年の春に0.70haの区画に
シャルドネを植樹する予定です。
VIVITさんの資料より
折りたたむ