★地域:Bourgogne ブルゴーニュ
地区、村:Saint Bris サン・ブリ
醸造・栽培責任者:Mélissa Bazin & Romain De Moor
メリッサ・バザン & ロマン・ド・ムール
HP: https://www.facebook.com/profile.php?id=100063566409663
https://www.instagram.com/lapetiteempreinte.vin/
ワイナリー・造り手について
ラ・プティト・アンプラント=小さな一歩といった意味でしょうか。
ローヌ=アルプ地域圏、ドローム 県出身のメリッサと、
1990年代から独創的なシャブリを造る
アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール夫妻の一 人息子、
ロマンのカップルのワイナリーです。
二人が知り合ったのはジュラのとあるワイナリーで
お互い に働いていた時のこと。
それまでは各々自分の興味のあるスタイルのワイナリーで
経験を積んでいました。
メリッサは、地元からも近いアルデッシュの造り手たち、
ロマンはボジョレーのラピエール、
そしてジュラのラベやガヌヴァのもとで経験を積んできました。
2020 年に、ブルゴーニュ北部のサン・ブリのエリアに
1haに満たない畑を購入し、
メリッサとロマンの二人は自身のワイン造りを始めます。
購入した畑は、ビオロジック栽培に転換したばかり、
セラーもアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールのセラーを
一部間借りして醸造していますが、
もちろん彼らのワイン造りにド・ムール夫妻が
口を挟むことはありません。
畑・栽培について
2022 年現在所有しているのは3つの畑で、
まず2つの畑を合わせて彼らが畑の管理を始めたのは2020年から。
品種はソーヴィニョン・ブランと
ピノ・ノワールと少しのガメイ。
◆ル・オー・クタンス(le haut coutance)
全部で60aのピノ・ノワールが植わっており、
40aが1978年植樹、17aは2022年に二人で植樹した。
彼らの赤ワイン の tapis rouge に使用。
畑の取得が2020 年なのでビオ転換も同年からで、
写真の通り、白い石灰岩が多く土の表層によく露出している。
◆シャシー(Chassy)
1960年代に植樹された40aのソーヴィニョン・ブランの畑。
2020年に購入表土は粘土層が比較的厚く、
下層土はマル ヌ・ブランシュ(泥灰土壌)。
ソーヴィニョン・ブランの方が通常ピノよりも
10日ほど収穫が遅い。
◆コート・モワンヌ、レ・ショーム(Côte moine、les Chaumes)
2022年3月に取得した、隣り合うトータルで1haの畑で、
こちらも以前は慣行農法で管理されていた。
主にピノ・ノワー ルと数十列だけのガメが植わっており、
ソーヴィニョン・ブランはわずか。
薄い粘土層で、西向きの為午後の日差しが強い。
セラー・醸造について
セラーは、ロマンの両親のワイナリーでもある、
クルジ(Courgis)村のアリス・エ・オリヴィエ・ド・ ムールの
セラーを間借りしています。
醸造中の亜硫酸はできるだけ使わないようにしているが、
瓶詰の段階では添加を現在はしている。
ノンフィルター。