★「基礎とセンス。クラウス・プライジンガー、
世界で最もクールなワイナリーの一つ。
平原の葡萄園のど真ん中にある醸造所はまるで宇宙船。
このセンス、ワインの味と外観でも表現されています。」
1980年、ハンガリー国境そばのブルゲンラント州の
州都アイゼンシュタットに生まれる。
ウィーン近郊の醸造学校で学び、米ソノマ・ヴァレー
のワイナリーで研修の後、
ブルゲンラントの重鎮ハンス・ニットナウスの
アシスタント・ワインメーカーを務めながら、
2000年初ヴィンテージで自分のブランドを立ち上げる。
〈Paradigma2000〉が、ワイン専門誌『Falstaff』の
赤ワイン(ブレンド)部門で2位になるほか数々の受賞歴がある。
2004年独立。
2006年からビオディナミに転向
(ビオディナミ団体Respektメンバー)。
オーストリアで初めてジョージア製のアンフォラで
スキンコンタクトのワインを醸造したことでも知られる(2009年)。
クラウス曰く「僕のワインに必要なのは、葡萄と僕。以上!」。
その土地の個性を反映した葡萄を育てたいからと、
5つの村にまたがる64ヶ所もの区画
(7アールから2haまで)を日々駆け回ります。
畑があるのは、グート・オーガウと同じハンガリーとの
国境近くのブルゲンラント地方。
二つの特徴的なテロワールで栽培される葡萄-
"ライムストーンやシスト土壌でできるエレガントな葡萄"
"サンディロームに小石やチョークが交じる土壌でできるパワフルな葡萄"、を
最大限に生かしたキュベを造っています。
畑管理はコンポストを自作するほどのストイックさですが、
葡萄栽培も醸造もHANDS OFF!
「葡萄は人間以上に自分(葡萄自身)を知っている。
だから必要以上に手を掛けず、
プロブレムがあったときだけ対処する」をポリシーにしています。
二度選果、サンスフル(基本、亜硫酸無添加)、
無清澄/無濾過、重力瓶詰で造られています。