★Wさんの資料から
畑は、ピノ・ムニエの質の高さで評価の高い地域にあり、
畑からセラーまで質の向上のための様々な工夫がなされています。
丘の中腹に買い足され、通常、細切れのパーセルでの作業が
当たり前のシャンパーニュにおいては珍しく、
一続きの大きな区画を所有しています。
(18haを所有、内14ha は、ピノ・ムニエが植わっています。)
また、同地域の栽培農家と連携して仕事をし、ブドウを購入し、
ヴァレ・ドュ・スームランのピノ・ムニエ主体の
シャンパーニュとしてアイデンティティを確立している中規模メゾンです。
目指しているのは[Modern Meunier(モダン・ムニエ)]。
これは、オーナーのJonathan Saxbyが語るコンセプトで、
伝統的な手法や味わいを尊重しつつも、重く、
やぼったくなりすぎないよう、シャンパーニュに求める華やかさ、
フレッシュさ、適度な酸を備えた仕上がりとなっています。
(畑でもセラーでも先頭に立ってメゾンを引っ張っている Jonathan Saxby)
しっかりピノ・ムニエの個性が出た丸みのある豊かな味わいですが、
守備範囲が広く、食前から1本で通して楽しむことができます。
ジョナサンは、お祝いのときのシャンパーニュというよりも普段から
「ワインとして」日常で楽しんでほしいと語っていました。
過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/moutardier_a.html