★ヴァレ・ド ・ラ・マルヌのクルット・シュル・マルヌ村に1957年に創業した
レコルタン・マニピュランです。
ピノ・ムニエ78%、ピノ・ノワール9%、シャルドネ13%の比率で合計7ヘクタール、
22区画の畑をクルット・シュル・マルヌ村近辺に所有しています。平均樹齢は約20年。
1976年に現当主フランソワーズ ベデルがRMを継承し、1998年にビオディナミを開始して以降、
今日のシャンパーニュを代表する自然派RMに成長しました。
2003年、ツィント・ユンブレヒト、ドメーヌ・ド ・シュルマン(シャトー ・ド・ モンテリー)などでの
修行を終えた息子のヴァンサン・デ・ゾヴォーも加わり、ますますの発展が期待されます。
ベデル女史は1990年からビオディナミの研究を開始し、シャンパーニュにおけるビオの先駆者の
ジャン・ピエール・フルーリーやフランソワ・ブシェなどに師事しました。
1998年、2ヘクタールの畑でビオディナミを開始。1999年にすべての畑がビオディナミになり、
2002年にエコセールの認証を取得しました。今日このRMは、フランス最有力の
ビオディナミ実践グループ「ビオ・ディ・ヴァン」のシャンパーニュ唯一のメンバーです。
尚フランソワーズ・ベデルは、同じグループのラルー・ビーズ・ルロワ女史や
アンヌ・クロード・ルフレーヴ女史の親友であり、日常的に情報交換などをしています。
栽培から醸造まで、ビオディナミの教義にできるだけ忠実に仕事をしています。
畑仕事から動瓶、デゴルジュマンまで、ほとんどの作業は手作業で行われます。
その緻密で妥協のない仕事ぶりは求道者的とも言えるほどで、心からの尊敬に値します。