畑と醸造について
ドメーヌの畑はビオロジック/ビオディナミで
栽培されています。
畑の処方には、スギナやイラクサ、アルファルファなどの
ビオディナミのプレパレーションを使用していますが、
硫酸銅の使用は可能な限り少なくしています。
ファビアンは特に畑を馬で耕作することを
とても大切に考えています。
馬で耕作することによって
畑の土が踏み固められることがなくなり、
地中の微生物の生命が自然に再生されるからです。
また、ファビアンは馬と一緒に働くことで、
動物と触れ合い親密になれるということも
とても大事であると考えています。
ブドウ木の畝の間は2 匹の馬で定期的に耕作しています。
ブドウ木の周りには自然に下草を生やすか、
もしくは豆類などを一緒に栽培したり、
はちみつを作ってくれる花などを生やしています。
収穫は手摘みで行い、厳格に選果して、
小さなケースで醸造所に運びます。
ワインは野生酵母で自発的に発酵させ、
醸造添加物やSO2は一切加えずに醸造されます。
熟成後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰めされます。
ボトリング後のワインの
ネガティブな反応を避けるために、
瓶詰め時に限り必要最小限のSO2を添加します。
ファビアンが目指しているのは、過度な重たさのない、
ピュアで、フレッシュ感とフィネスを備えた
ジューシーなナチュラルワインです。
初めてのヴィンテージは2018 年。
フランスのナチュラルワインショップで引き合いが強く、
毎年リリースと同時に完売するほどの人気で、
今回1 年待ちでやっと日本への割り当てを確保しました。
スウェーデン、デンマーク、ドイツ、
ベルギー、オーストリアなどにも
輸出されています。
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