★レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ
●ヴィーノ・ダ・タヴォラ・ロッソ・PNT18 2018
*Vino de Tavoia Rosso PNT18 2018 / Le Coste di Gain Marco Antonuzi
*エヴィーノさんのコメント。
雨が多く冷涼なヴィンテージの特徴を
感じさせる2018年、
果実はコンパクトに感じつつも
時間と共に豊かさとヴォリュームを、
香りは非常に繊細なのはもちろん、
その複雑さに圧倒されてしまいます。
酸の美
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しさ、余韻については
もはや言うまでもありません。
植樹から10年目、冷涼でピノに適した気候、
これまでのベストを
更新するというヴィンテージ。
*ピノ・ノワール100%
2009年植樹。
標高480mlに植えた0.8haの畑。
アルザスの造り手より
譲り受けたピノ・ノワールを
セレクション・マッサールにて植樹。
除梗せず木樽にて約3週間のマセレーション。
木樽にて12ヶ月、ボトル詰めの後48ヶ月の熟成。
冷涼で雨の多い、非常に繊細なヴィンテージ。
複雑な香りの中にハーブや
燻製、柑橘のニュアンス。
果実の熟度を感じつつもフレッシュさを失わず、
非常にバランスを感じる余韻。
レ・コステの火山性土壌を表現に
満たしたヴィンテージ。
フランスでの経験をこのレ・コステの土地で
どのように表現できるのか?
そんな興味、探求からスタートした、
ピノ・ノワールの栽培。
アルザスの造り手よりもらった苗木を、
標高480mの湖を一望できる斜面
(Piancabellaピアンカベッラ)に
植えられたアルザスの古いクローンから
数種類、セレクション・マッサールにて
植樹した畑。
Le Costeの畑からは少し離れていますが、
土壌、標高、急傾斜、すべて
「ピノ・ノワールに適した」土地を探しました。
植樹から10年目となる2018は、
雨が多く冷涼なヴィンテージ。
一般的には決して良年とは言えませんが、
フランスに比べ気温の高いイタリアにおいては、
むしろ「ピノ・ノワールに適した気候だった」
そう話すジャン・マルコ。
自身がフランスで得た経験と、
イタリアに戻り10年以上の収穫を経験し、
そのすべてをイタリア、
ヴィテルボの火山性土壌によって
生み出すピノ・ノワール。
それはある意味、現時点でのLe Coste自身を
映し出すワインとも言えます。
収穫後は除梗せず、約10日間空気に触れない状態で
セミカルボニックの状態を保ったのち、
ピジャージュし果皮と共に
約3週間のアルコール醗酵を継続します。
圧搾してから木樽で12カ月の熟成。
ピノについては樽での長い熟成ではなく、
瓶内での熟成を重要と考えている彼。
ボトル詰め後、48ヶ月以上の
熟成期間を取りました。
雨が多く冷涼なヴィンテージの特徴を
感じさせる2018年。
果実はコンパクトに感じつつも、
時間と共に豊かさとヴォリュームを、
香りは非常に繊細なのはもちろん、
その複雑さに圧倒されてしまいます。
酸の美しさ、余韻については
もはや言うまでもありません。
「今までのヴィンテージで、
自分は2013年がやはり一番だと思っていた。
でも、まだ樹が若かった。
2018年のような土壌由来の複雑さは
持ちえなかった。
そいう意味でもこの2018年は
自己ベストを更新する。」
そう話していたジャンマルコ。
円安の影響も加わり、
とんでもない価格になってしまい
申し訳なく思っております。
しかし、この2018年は
それでも十分に喜んでいただける
ポテンシャルとクオリティを
兼ね備えたワインだと確信しております!
ジャンマルコ的な自信の表れでもありますし、
根本的に販売を考えて
造っているワインではないピノ・ノワール。
彼自身の興味と探求のため、
造り続けているワインでもありますので、
どうかお許しいただけますと幸いです。
インポーターはエヴィーノさんです。12本
容量:750ml
生産年:2018年
生産国:イタリア・ラツィオ
生産者:レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ
葡萄品種:ピノ・ノワール
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