ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネの歴史は、
2006年に、ダンとエレンのルゴシュ夫妻が、
ヴェルティーネに位置するほぼ完璧な円形競技場型のブドウ畑を
購入したことから始まりました。
ヴェルティーネは、キアンティ・クラッシコのエリアを構成する
ガイオーレ地区に昔からある、ごく小さな小部落です。
オウナーと醸造家の主な興味は、
複雑さと熟成能力に長けている畑と土壌を選別しながら、
サンジョヴェーゼの個性を探求することです。
ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネの管理人かつ醸造家である
ジャコモ・マストレッタは、農学者ルッジェーロ・マッツィーリ博士ともに
「偉大なワインは、最小限の介入しか必要としない畑からうまれる」ということを
最も重要な前提としており、「少ないほど豊か」(less is more)という哲学を
ブドウ畑とセラーにおいて実践することに、情熱を持って献身しています。
マッツィーリ博士の指導のもとで、
すべての畑で栽培をビオロジック農法に転換しました。
特筆すべきは、最初の2ヴィンテッジ2006年と2007年に、
ジューリオ・ガンベッリを醸造コンサルタントとして迎えるという
幸運に恵まれたことです。
いうまでもなく、この50年間に様々な偉業を達成し、
常に忠実な信頼を保ち続けたサンジョヴェーゼの伝説的な代弁者です。
ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネは、キアンティ・クラッシコの
最も有名な地域のひとつ、ガイオーレ・イン・キアンティにある
家族規模の小さなワイナリーです。
ワイナリーの所有する畑では、厳密な有機農法で栽培を行い、
畑のほとんどにトスカーナの土着品種サンジョヴェーゼを植えています。
ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネでは、
サンジョヴェーゼこそテロワールの代弁者であり、
畑の特殊な特徴をワインに投影できると考えています。
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