★ヴィットーリオ・グラツィアーノ
●ヴィノ・ダ・タヴォラ・ビアンコ・ブルットスプリングスティーン 2016
*Vino da Tavola Bianco Brutsprintstin 2016 / Vittorio Graziano
*今回入荷の少なかったブルットスプリングスティーン、
試飲後慌てて12本確保できたのはラッキーでした。
*エチケットは15となってますが2016年ものです。
しっかりを弾ける泡に凝縮した液体は
口の中でしっかりとした存在感を表し、
カチッ
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とメリハリの効いた印象は
程良い緊張感があります。
正直、最初は硬めでしたが、ひとまわり試飲した後に
もう一度試してみると、
心地良いトロピカルな印象でもうっとりの味わいに
変わっていました。
下手なスプマンテをノックアウトしてしまいます。
2/13/2023試飲
*トレッビアーノ・モデネーゼ、樹齢40年〜。
ビアンコ・リーパ・ディ・ソープラヴェントと
同様に醗酵を進め、残糖分が高い状態で、
荒いオリを取り除いてボトル詰め。
瓶内で 24ヶ月以上の熟成。
緩やかに瓶内で醗酵が進み、
やや糖分を残した状態で 安定化。
オリ抜き(デゴルジュマン)を行い12ヶ月の熟成。
某有名ロックシンガーの名前をもじって付けたという
(Brut ブルット≒ブルース)、ダジャレ好きの
ヴィットーリオらしいネーミング。
穏やかな発泡と、心地の良い果実味、
瓶内醗酵の極限ともいえる独自の手法で造られるスプマンテ。
造りはじめはダジャレでしたが、
ヴィットーリオが適していると感じる
ブドウが収穫できた時にだけ造られる、
瓶内二次醗酵のスプマンテ。
今回の中身は2016がベース。
リーパ ディ・ソプラヴェントの畑から、
スプマンテに適したブドウを
すべて自ら選別して収穫するという彼。
生産量も極僅かのため、
一般的には紹介されていないワインでもあります。
モデナ近郊では雨が多く、
日照に恵まれなかった2016。
酸が必要とされるスプマンテにとっては、
理想的ともいえるヴィンテージだったと話す
ヴィットーリオ。
瓶内で24ヶ月以上、酵母の活動が
完全に止まってからオリ抜き(スボッカトゥーラ)、
その後2年の熟成を経てリリースされたスプマンテ。
キメの細かい泡と心地の良いブドウ由来の甘み、
そして酸のバランスが取れた理想的な味わい。
今後も生産量はあまり考えていないヴィットーリオ。
今回も入荷量は少ないですが、
彼の「遊び心」を象徴したようなワイン、
ぜひ楽しんでいただきたいワインです。
インポーターはエヴィーノさん 12本
容量:750ml
生産年:2016年
生産国:イタリア・エミリア=ロマーニャ・モデナーカステルヴェートロ ディ・モデナ
生産者:ヴィットーリオ・グラツィアーノ
葡萄品種:トレッビアーノ・モンタナーロ
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