1990年から有機栽培を行っています(ECOCERT認証)。
15haの畑で、この地域の伝統品種である白ブドウ
(ソーヴィニョン、ミュスカデール、セミヨン)を約9ha、
赤ブドウ(メルロー、ブーシェ(カヴェルネ・フラン)、
カヴェルネ・ソーヴィニョン)を約6ha栽培しています。
栽培・醸造
ソーシニャックは、約1600ヘクタールのブドウ畑が存在しています。
土壌は、漸新世の岩石や石灰岩、砂質など。
ブドウの栽培に適した粘度・石灰層です。ブドウ畑は丘と斜面に位置しています。
ブドウ畑の平均樹齢は約39年で、最も古い区画は1932年に植えられました。
たいていのブドウの木々は、丘の上か斜面に植えられています。
ブドウ畑を耕すのみで、化学肥料や除草剤、殺虫剤は全く使われていません。
病気に対しても、薬剤などは使用せず、全て自然から得られる調剤を用いて、
対処しています。余分な芽の摘み取りや収穫などの作業は全て手で行っています。
また、ソーシニャックの貴腐ワイン用のブドウは、何度かの収穫を行っています。
醗酵は自然酵母のみで行われます。熟成は大樽やタンクで行われます。
たいてい熟成の最初の3ヶ月はSO2を添加しないことから、
丸みを持った表情豊かなワインとなります。幾つかのキュベは収穫から瓶詰まで
全くSO2を添加していません。
白ワインは全く濾過をしていません。
また、赤ワインも清澄、濾過を行わないため、どちらのタイプのワインについても、
澱や酒石酸が瓶内で発生することが、多々あります。
甘口ワインに関しては、軽くフィルターをかけますが、
やはり澱などが生じる場合もあります。
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