栽培
ブドウ畑は1998年に有機認証エコセールを取得し、
ここ数年はビオディナミのノウハウも取り入れてい ます。
栽培品種は、赤ワイン用にはタナ、カベルネ・フラン、
カベルネ・ソーヴィニョンを約6ha、 白ワイン用にはグロマンサン、
プティマンサン、プティ・コルブを栽培しています。
植樹の密度は1ha辺り4000-5000樹。
接木にはRiparia種を使用しています。
収量は平均35hl/ha。収穫は全て手摘 み、
収穫時と醸造所でブドウを選別しています。
醸造
収穫後、赤ワイン用ブドウは除梗をしてから、
重力により小さめの醗酵槽にブドウを移します。
醗酵は自 然酵母の働きだけで行われます。
醗酵はだいたい3から4週間継続します。
白ワインは空気圧式のプレ スでプレスした後に、
温度コントロールされた醗酵槽で、やはり自然酵母の働きだけで醗酵をします。
醗酵、熟成期間ともに、人的介入は最低限に抑えられています。
熟成は澱上で行われ、定期的にバタ ナージュを行います。
これはワインに丸みと、複雑味をもたらすためだけでなく、
ワインを安定化させ、結果としてSO2の添加量を減らす役割をはたします。
熟成には、ワインのタイプに合わせて、
コンクリートタンクや大きな木製の桶、また大樽などを用いています。
赤ワインは、清澄や濾過をしていません。
白ワインは、その年の状況により清澄・濾過を
最低限するかどうか決めています。
ル・ヴァン・ナチュールさんんの資料より
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