★設立: 2003
所有者/生産者:ヒューゴ・スチュワートとポール・オールド
総面積, 総生産量:15 ha, 25,000 bottles
気候:ミストラルの吹く乾燥した地中海性気候 土壌: 石灰岩と粘土。
表土には石が多い。
ブドウ品種:グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー、サンソー
栽培方法:オーガニック認証
ワイナリーについて:
この小さなドメーヌは、ビオディナミで栽培された非常に樹齢の高いブドウを使い、
限られた生産量ながら素晴らしいワインを手作りで造り上げています。
コルビエールは地中海から内陸へ60kmあまり、
13,000haを超えるとても大きなアペラシオンですが、
安価で単純なつくりの大量生産のワインばかりではありません。
レ・クロ・ペルデュのような生産者達は、新しい視野を持ち、
手間と労力を惜しまず、真に傑出した特別なワインを造るための一歩を
踏み出しています。
クロ・ペルデュの意味は「失われたブドウ畑」。
イギリスで養豚場を営んでいたスチュワートと
オーストラリアの元バレエダンサーだったオールドが、
大手の生産者たちがその仕事のしづらさのために注意を払ってこなかった、
古樹の植わる小さな区画を見つけ出し、
そこから力強く凝縮感に溢れた深い味わいのワインを造ろうとした、
ワイナリーの発端を表しています。現在畑は三ヶ所に分布しています。
ぺイリアック村近郊の海沿いの平野、ぺイリアックのすぐ内陸、
そしてモーリーからそれほど離れていないアグリ渓谷の斜面です。
彼らは手作業で有機栽培とビオディナミ農法を実践し、
常に低収量を心がけているため、ブドウはその本質を表現することができるのです。
ワイナリーの共同設立者であったスチュワートが去った今、
ポール・オールドがすべてを行っています。
仕事場はナルボンヌのすぐ南、環礁の脇にある美しく古いぺイリアック村の
小さな醸造所です。
生産量はわずか20,000本ほどしかありませんが、
彼の仕事は非常に手の込んだものです。
ブドウは小さな容器を用いて注意深く手摘みされ、ブドウは品種と畑の区画別に、
小さなステンレスタンクで自然酵母を使って醗酵します。
ワインの移動は月の周期に従って、空気との接触を最低限に抑えながら
優しく行われ、ブレスには伝統的なバスケットプレスを用います。
彼のワインは、コルビエールにおける最も穏やかで、
同時に最も力強いワインであるといえるでしょう。
アペラシオンの素晴らしき指標となるワインです。
インポーターの資料から(ザ・ヴァイン)
過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/lesclosperdus_a.html