★ラングドック地方、リムー リムーの西に位置するマルラ村周辺に畑があります。
表面部分は粘土石灰質、地下部分は石灰土壌で構成されています。
気候は、温かく乾燥した地中海性気候の影響と
湿度の高い海洋性気候の両方の特徴を備えています。
畑は、1990年代後半から有機栽培が行われており、
ビオディナミ農法で耕された畑としても知られていました。
私もこの畑で手伝いをしていたのですが、
2010年から自分自身でのワイン造りをするために
3haを手入れすることになりました。
現在も同じく有機栽培を続け、ボルドー液などの散布量を可能な限り減らし、
イラクサ、トクサなどの植物を煎じたものを散布しています。
土の表面や深層部の生物の連鎖を尊重しながらの畑作業です。
自然に存在する生命を尊重する農法によって、テロワールの特徴を引き出し、
風味豊かで、フレッシュ、長い熟成に耐えうるワインを生み出そうとしています。 健全な畑から生みだされたブドウを使うことで、
自然とSO2を加えず(唯一ほんの少しだけ添加するとしたら醗酵時のみです。)
自然酵母での醸造へと向かってきました。
収穫はすべて手摘みで行い、その後ゆっくりと低圧力でプレスにかけます。
カーヴは、Pierre Rousse、Sylvain Sauxと共に3人で使用しています。
Wさんの資料より
過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/delphineroibet_a.html