そこでワイン畑3haを見つけ栽培を開始したのが2006年のこと。
前の所有者がビオ実践者でなかったため納得できるブドウができ図、
2年間はカーヴ コーペラティブへブドウを売っていました。
納得のいくブドウに恵まれと自分でバニュルスを造るようになったのが2008年。
当初はブルーノとは面識がありませんでしたが畑が
ブ゙ルーノの畑の東側で背中合わせのとても近い場所にあり、
二人が仲良くなるのに時間はかかりませんでした。
2ha(ビオディナミ)のグルナッシュ・ノワールから、
たった1,000本のとびっきり美味なバニュルスが誕生します。
2014年にはバニュルスから1時間ほどのモーリー近郊の
ラテュール=ド=フランス村に15年間ビオロジックを実践してきた
40haの畑を借り受けました。
ここではビオロジックを実践し、
スティルやイタリアでランブルスコを造る友人へ
敬意を込めたペティアンなどを造っていて、
この畑から誕生するワインすべて にJudas(ジュダ)を冠しています。
もともとマニュエルはモンペリエでワイン醸造を学び、
様々なドメーヌで働いてきました。
実は栽培家というよりビオディナミのコンサルタントとして
フランスで知られていたのでした。
醸造面においてもクラフトマン精神旺盛で、
ブドウに音楽を2〜3時間聴かせながら開放桶で醸し、
手でかき混ぜ、樽に移す際もバケツで一杯一杯運び移すほか、
除梗する際やプレスも全て手で行うという徹底ぶり。
バニュルスの瓶は知人の職人さんに頼んで作ってもらっていて
1本ずつ微妙に違っています。
生産量が少ないからこその成せる技、
手作り感を大切し、1本ずつ想いを込めて造ったワインたちです。
ディオニーさんの資料から。<
折りたたむ