★ラファエル・バルトゥッチはロレーヌ地方の製鉄所で
電気技師として役10年間働いた後、
アン県のメリニヤという所に ある家屋と
すこしばかりの未開墾地を購入。
数年間はエンジニアとして生計を立てながら、
荒地を切り開きぶどうを植樹するという
二束のわらじを履き、1983年からワインを作り出し、
1992年からヴィニュロンに転身した。
セルドン村で造られる、
弱発泡の中甘口ロゼワイン(ビュジェ・セルドン)のみ
を造っております。
あのオヴェルノワ氏にワイン造りで指示を仰ぎ
ビオロジックを取り入れる。
2004年にECOSERTに認定され、
2.5haという小さなぶどう畑を丹念に育てている。
亜硫酸は圧搾後の澱下げのときに入れるだけ使用し、
天然酵母で醗酵、補糖やドザージュなど
人工的な糖分添加をせず、補酸など一切行いません。
1983年に畑を購入し、
2~3年ごとに少しづつ増やしています。
ひとりで作るには2haが精一杯と言う彼が
ワイン造りにおいて大事にしている事は
「補糖せずにワインをつくる事、幸いセルドンは
日照が少なくても待つ事が出来るからね。」と語ります。
畑は、標高450m、傾斜70度の場所に
1980年と90年に植えたプルサールが、
その他南西と東向きの場所にガメィが植えられています。
2~3年に1回荒地を購入し、
1年目にブドウの木を植え、2年目に杭(40cm埋める)と
ワイヤーを張る作業をしています。
朝露に濡れた粘土質の畑は、スニーカーで見学すると
靴底がすぐに3cmは泥で厚くなるほどです。
うさぎが来るので電流の流れるワイヤーを貼り
ぶどうを守っています。
メリニャの4件の生産者が共同で使用する
瓶詰所の機械のメンテナンスは
前職を生かしたバルトッチがほとんど請け負っており、
他の生産者からも頼りにされています。
過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/raphaelbartucci_a.html