★創業:約1750年頃
地区:ライン-ヘッセン フリーゼンハイム村
造り手:ヨハネス・ロレンツを中心に、家族4世代で
栽培品種:(白品種) リースリング、シルヴァーナー、ショイレーベ、シャルドネ、
ヴァイスブルグンダー、フクセルレーベ他
(赤品種) ポルトギーザー、ドルフェンダー、シュペートブルグンダー、
サン・ローラン、レゲント、カベルネ・ソーヴィニョン他
自社畑面積:15ha
栽培・醸造:有機栽培を実践、畑では化学薬品を使用しない。
独自の剪定することで収穫量を抑える。ブドウを優しく破砕し丁寧に醸造。
醗酵は自然酵母により行い、大樽とステンレスタンクの両方の利点を活かす。
訪問記 : 2013年2月訪問。畑は枝の仕立て方が独特、
通常ドイツの畑は剪定後1、2本の細い枝を残していくのだが、
ここの畑では枝を太く生やしさながらジャングルのよう。
それによって比較的葡萄の房は小さくなり、果実味は凝縮、
葡萄同士の距離も空くので、風通しが良くなり、
湿気からくる病気にも強くなるとのこと。
白ワインの醸造所と赤ワインの醸造所は壁で仕切られており、
それは白と赤では別の自然酵母が働く為、影響し合わないようにとの考えから。
自然派の造りと近代的な醸造とが上手く融合している醸造所。
ラシーヌさんの資料から。 |