ポデーレ・ルイーザ |
★イタリア最大級の生産地域にありながら、固定概念にとらわれず、 謙虚に伝統を守る姿勢をもった造り手。 トスカーナ中部、シエナより内陸に50kmほど、アレッツォ近郊の丘陵の町モンテヴァルキ。 クラッシコと は全く異なる親しみやすさがありながら、深い伝統を持つ地域。 サウロ ブルザッリは1999年、家族で代々営んできた2.5haの ブドウ栽培と醸造を引き継いだことから始まる。 彼の父は昔から 変わることなくワイン造りを行ってきた農民(Contadino)であり、 畑では最低限の銅と 硫黄物以外一度も使ったことがない。 (1980 年代、この地域でも近代化が進んだが、 彼の父はそれを一切受け入れなかった。) 年2回の鋤き込みと手作業中心の栽培、 醸造においても一切の変化を受け付けない、 唯一変わったのは牧草や作業道具の運搬や移動に トラクターを使うようになったことぐらいであろうか、、、。 サウロはこんな 父の偉業(たしかに当時は周囲から変人扱いされていたことも あったものの)に敬意 を表し、 自分の生まれたモンテヴァルキのワイン造りを残していくことを決意、 2002 年、2004 年と段階的に植樹を行い、2008 年よりキァンティのボトル詰めを開始。 |
森田屋商店