La PORTA di VERTINE
ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネ

ヴィニタリーに2012年新設された、“Vi.Vi.T.”「ヴィヴィット」という
 画期的な自然派ワイナリー専用ルーム。
 会場入り口の真上にあたる大きなスペースを使い、
 各ワイナリーがお揃いの簡素な木製ブースを並べているなかで
 出会ったキアンティ・クラッシコが、ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネです。
 「標高の高さに由来する、味わいの底にある冷涼感があり、酸が瑞々しく心地よい。
 石灰岩(shale 頁岩)がひしめく土壌からミネラルに富んだ味わいが生まれ、
 サンジョヴェーゼらしい果実味が美しく広がる。素晴らしく優美で、
 かつ土っぽさがあり、タニックな骨格は筋肉質だが、
 香と味わいの中に繊細な花のような印象がある」
 これは、プレスによる評価ですが、実際このとおりの味わいで、
 これほど上質なサンジョヴェーゼは滅多にお目にかかることがありません
 (往時のモンテヴェルティーネを思い起こさせます)。

 ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネの歴史は、
 2006年に、ダンとエレンのルゴシュ夫妻が、
 ヴェルティーネに位置するほぼ完璧な円形競技場型のブドウ畑を
 購入したことから始まりました。
 ヴェルティーネは、キアンティ・クラッシコのエリアを構成する
 ガイオーレ地区に昔からある、ごく小さな小部落です。
 オウナーと醸造家の主な興味は、
 複雑さと熟成能力に長けている畑と土壌を選別しながら、
 サンジョヴェーゼの個性を探求することです。
 ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネの管理人かつ醸造家である
 ジャコモ・マストレッタは、農学者ルッジェーロ・マッツィーリ博士ともに
 「偉大なワインは、最小限の介入しか必要としない畑からうまれる」ということを
 最も重要な前提としており、「少ないほど豊か」(less is more)という哲学を
 ブドウ畑とセラーにおいて実践することに、情熱を持って献身しています。
 マッツィーリ博士の指導のもとで、
 すべての畑で栽培をビオロジック農法に転換しました。
 特筆すべきは、最初の2ヴィンテッジ2006年と2007年に、
 ジューリオ・ガンベッリを醸造コンサルタントとして迎えるという
 幸運に恵まれたことです。
 いうまでもなく、この50年間に様々な偉業を達成し、
 常に忠実な信頼を保ち続けたサンジョヴェーゼの伝説的な代弁者です。

 ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネは、キアンティ・クラッシコの
 最も有名な地域のひとつ、ガイオーレ・イン・キアンティにある
 家族規模の小さなワイナリーです。
 ワイナリーの所有する畑では、厳密な有機農法で栽培を行い、
 畑のほとんどにトスカーナの土着品種サンジョヴェーゼを植えています。
 ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネでは、
 サンジョヴェーゼこそテロワールの代弁者であり、
 畑の特殊な特徴をワインに投影できると考えています。
ジャコモ・マストレッタ

SOLDOUT!

ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネ・キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ2009
キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ2009
*本当は次回の新着で御紹介するつもりでしたが、
 担当の美野輪君が来たついでに試飲したところ、
 あまりにおいしいので居ても立ってももいられずご紹介しちゃいます。
 モダン・キャンティの部類にはいるのでしょうが、
 膨よかな果実感の中に柔らかい酸とクールな心地良いフィニッシュ、
 旨味のある黒糖を思わせる何とも言えない果実感が
 美味しく微笑んじゃいます。
 価格を考えると本当にお安いと思います。ぜひ!

 品種:サンジョヴェーゼ100%、
 通常は、ヴェルティーネ、アディーネ、コッレ・アイ・レッチの
 3地区の畑から、優れた房のみを選別してつくられるワイン。
 が、このヴィンテッジに関しては、
 ブドウ畑の区画別に選別したというよりは、
 どちらかというとカンティーナの中でセレクションを行いました。
 つまり、仕込んだサンジョヴェーゼのなかから、
 優れたロットを選んだわけです。
 醸造方法はキアンティ・クラッシコとほぼ同様で、
 醗酵時に酵母と硫黄を添加せず、
 温度管理もしません。
 ブドウは、除梗後にプレスしないまま、
 容積10〜100hlのセメントタンクに置かれ、
 アルコール醗酵と果皮とのマセレーションは、
 約2ヶ月間。マセレーション期間が異例なほど長い理由は、
 タンクごとの単位は、ワイン、果皮、他のブドウの要素、
 醗酵期に段階的に活動する様々な酵母などの総体が、
 高度にまとまった個体をなしている、という考えからです。
 マセレーションの初期では、果皮からワインへの抽出が起きます。
 が、次のステップでは、普通は一方通行の作用が
 双方向の動きへ変わるとともに、
 酵母が溶解して豊満さと柔らかさをもたらし、
 結果的によりリッチで複雑な味わいのワインに仕上がります。
 このマセレーション期間を経て、ワインは木樽に移され、
 さらに1年間ほど細かい澱に接触させた状態で熟成させます。
 1年目の熟成を行う際には、通常、容量500リットル・トノーと、
 いくつかのバリックを使用。
 というのも、長期間に一度も澱引きをしないため、
 ワインは澱と常に接触して還元状態におちいるが、
 樽の容積が小さいほど還元度をコントロールしやすいと考えたからです。
 ですが、最終的には、25hlまでの大樽ならば、
 還元状態は心配するほどでないことが判明しました。
 最初の澱引きを行ったのち、木樽内でさらに10ヶ月間を経て、
 樽熟成が完了します。
 ボトリング後、少なくとも1年間セラーで落ち着かせてから出荷します。
5/10/2013試飲
 口に含んだ瞬間に美味しさを感じるはずです。
 タップリしなやかなボディですがべたつきがなく
 切れあるドライな仕上がり、
 バランス良く控え目なボリューム感の有る余韻が続きます。
 口の仲で転がしていると笑顔になってしまいます。
 このクオリティでこの価格はお安い!
 インポーターラシーヌさん。24本

soldout!
税抜価格¥4,290


ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネ・キャンティ・クラッシコ2011
キャンティ・クラッシコ2011
*まだ試飲が出来ておりません。
 試飲出来ましたら至急アップ致します。

 品種:サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノ、プニテッロ
 コッレ・アイ・レッチの大部分は樹齢40年を超えるブドウ樹で、
 非常に凝縮感のあるブドウ果を少量実らせます。
 カンティーナに運ばれたブドウは除梗後、
 プレスせずにそのまま置いておきます。
 タンクの中には、粒のままの実と、
 自重で押し出された果汁が、共存しています。
 この状態は、醗酵が始まるのを遅らせ、
 より一定した低温での醗酵を導きます。 
 これが、温度管理せずに醗酵させるのに重要なことです。
 醗酵は土着の野生酵母によって引き起こされ、
 その際に硫黄は添加しません。
 最初の2日間、醗酵を促進して色素を抽出しやすくするため、
 ルモンタージュします。
 マスト(醗酵果汁)は、4週間ほど果皮と接触した状態に保たれ、
 澱引き後に、25hlの古樽とトノー、バリックに移します。
 次の収穫期まで、澱引きと移動をまったく経ずに、
 細かい澱とともに熟成させます。
 その後、一度澱引きしてから元の樽に戻し、
 さらに8ヶ月間熟成させます。
 ボトリング後、少なくとも1年間セラーで落ち着かせて、出荷します。 
 インポーターラシーヌさん。12本

soldout!
税抜価格¥3,440


ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネ・キャンティ・クラッシコ2009
キャンティ・クラッシコ2009
*黒糖の様なふっくらと凝縮したニュアンスの果実感ですが、
 余韻にべたつきがなくス〜ッと引くキレのある余韻が、
 ギリギリの絶妙なバランスで美味しさを表現しています。
 品種:サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノ、プニテッロ
 コッレ・アイ・レッチの大部分は樹齢40年を超えるブドウ樹で、
 非常に凝縮感のあるブドウ果を少量実らせます。
 カンティーナに運ばれたブドウは除梗後、
 プレスせずにそのまま置いておきます。
 タンクの中には、粒のままの実と、
 自重で押し出された果汁が、共存しています。
 この状態は、醗酵が始まるのを遅らせ、
 より一定した低温での醗酵を導きます。 
 これが、温度管理せずに醗酵させるのに重要なことです。
 醗酵は土着の野生酵母によって引き起こされ、
 その際に硫黄は添加しません。
 最初の2日間、醗酵を促進して色素を抽出しやすくするため、
 ルモンタージュします。
 マスト(醗酵果汁)は、4週間ほど果皮と接触した状態に保たれ、
 澱引き後に、25hlの古樽とトノー、バリックに移します。
 次の収穫期まで、澱引きと移動をまったく経ずに、
 細かい澱とともに熟成させます。
 その後、一度澱引きしてから元の樽に戻し、
 さらに8ヶ月間熟成させます。
 ボトリング後、少なくとも1年間セラーで落ち着かせて、出荷します。
5/10/2013試飲
 口に入った印象と余韻の感じ方が違う不思議と美味しいキャンティです。
 黒糖を思わせる果実感ですが、
 余韻の切れ味が心地良くシャープな印象に変わります。
 酸は比較的柔らかめで延びがありフィニッシュまで持続します。 
 インポーターラシーヌさん。24本

soldout!
税抜価格¥2,740



ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネ・IGTトスカーナ・ロザート2011
IGTトスカーナ・ロザート2011
*開けたてはイチゴの様な香り、
 口に含んだ瞬間ほんの少し甘みがあり
 心地良く苦みのある余韻とのバランスが良い感じです。
 ボリューム感も有りますが次第に綺麗な酸が支配して
 キレも増して来ます。
 少し冷やし気味がお薦めです。
5/10/2013試飲

 個人的に少し冷やし気味がとっても美味しく感じます。
 最初のうちは果実感が強いので少し時間を置きますと。
 キレの良い酸が全面に主張し余韻の心地良い苦みとともに
 ワインを締めてくれます。

 インポーターラシーヌさん。12

soldout!
税抜価格¥2,400