ドメーヌ・ド・ラ・クルーズ |
★マコン市街の西、プイィ・フュイッセのエリアに隣接するプリッセ村にドメーヌ・ド・ラ・クルーズはあります。 クルーズは、ピエール・デロッシュとナタリー・ヴァレットの夫妻によって運営されているドメーヌで、 従来は協同組合にブドウを売っていましたが、自ら醸造・瓶詰めを行うようになりました。 ちなみに夫人であるナタリーは、このマコン地区の名門ドメーヌであるヴァレット家の出です。 栽培においては、除草剤・農薬・化学肥料を用いない自然な栽培「ビオロジック」を実践しておりますが、 極端な自然志向の栽培といったわけでもありません。 醸造に関しても突飛な手法ではなく、堅実にワイン造りをして、 ピエールとナタリーの人柄そのものを備えた味わいとなっています。 インポーターの資料より(一部省略) |
●マコン・ルージュ2006 *とっても誠実さをも感じ、自然に美味しいワイン。 こういうワインの文化を持っているフランス人が羨ましいです。 日本人にとってワインは他国の文化で特別なものなんだと 感じてしまいます。 こういう普通に美味しいワインに時々出会い、色々考えさせられます。 *とっても誠実さをも感じ、もの凄くはないけれども 自然に美味しいワインです。 このさりげなく美味しいワインっていうのを探すのが難しいんですよ! とってもお薦めします 収穫量30hl/haで、年産わずか1,200本。 ポリエステルのキューブで醗酵させ、8〜10日のマセラシオン。 1日に数回ルモンタージュ(タンクの下から果汁を抜き出し、 上部から流し入れワインを循環させる)を行います。 2/5/2008試飲 まず還元香がありますが直ぐに無くなってしまいますのでご安心を! 柔らかい果肉と優しい酸でバランスがとっても良く感じ、 本当にシンプルで誠実さがひしひしと伝わってきてホッとします。 なんていうかな、こういうワインを造っている人の文化を 感じてしまうんです。やはり日本人がワインに持っている ある種特別な(他の国のもの)思いと違い、 生まれながらに存在するとうい当たり前の(特別な物でない)感覚を。 それは今月末に紹介するルイ・ジュリアンや 何年か前のパタポン、ヴァン・サン・トリコにも感じました。 僕らワインで仕事しているものにとって ハッとさせてくれるワインでした。 |
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●プイィ・フュイッセ・トラディション2004 *インポーターのコメント 香りをかいだ瞬間にシャルドネとわかる、 熟したフルーツや花のニュアンス。 口に含むと、ただただ「美味しい!」と思わせてくれる、 酸・ミネラル・果実味の絶妙なバランス。 スモーキーさはないものの、余韻も複雑で、 価格以上の風格を感じます。 ありがちな、べっとりとしたバターの風味や 甘ったるいトロピカルな風味とは無縁の調和のとれた端正なシャルドネ まさに完成された味わいと言えます。 ポリエステル製のキューブを使用して醗酵、熟成には古樽を使用。 |
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●サン・ヴェラン・トラディッション2007 *口に含んだ瞬間に嬉しくなります。 コストパフォーマンスが高いですね!本当にお奨めしちゃいます! 10/5/2009試飲 ピュアでクリアーなミネラルを真っ先に感じます。 白桃が熟した様な印象の香り、口に含むと果実味がたっぷりで、 ミネラルと酸がキリッとしめてくれます。 価格を含め嬉しくなっちゃいます。 |
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●サン・ヴェラン・トラディッション2009 *毎年安定した楠とパフォーマンスを持っている クルーズのサン・ヴェラン・トラディッション、2009年が登場です。 インポーターは野村ユニソンさんです。 |
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●クレマン・ド・ブルゴーニュNV *こちらも柔らかく枯れ草の様な香りで 優しく癒してくれるクレマンです。 2/5/2008試飲 サンヴェランの畑に植わっているシャルドネを用いて生産される このクレマン・ド・ブルゴーニュは、年産わずか1,500本。 本当言うと懐かしいシャルドネの味わいがありました。 ガスはそんなに強くなくとっても綺麗な味わいで、 バランスの良いミネラル感と優しい果実味と酸が とっても癒してくれて、心地良さが残ります。 |
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