ファネッティ(テヌータ・サンタニェーゼ) |
★「変化しない」ということの良さ、歴史に裏付けられたワイン造りを貫き続けるカンティーナ。 モンテプルチアーノは標高250~600mの丘陵地で、 フィレンツェの南東に位置し、ウンブリアに近い。 ブドウ栽培の歴史は古く、古くは中世より造られており、 当時の生産量や販売について詳しく定められた資料も残されている。 17世紀の詩人フランチェスコ・レディの著書「バッコ・イン・トスカーナ」に登場する、 「モンテプルチャーノは全てのワインの王」という記述や、 フランスの作家デュマの「モンテクリスト伯」などにも登場することから、 「Nobile高貴な」という言葉で表現されるようになっていった。 1966年にDOC、1983年に最初のDOCGの一つとして数えられた。 1700年代よりモンテプルチアーノに暮らし、 ワイン造りをはじめとした農園を営んできたファネッティ家。 1921年、当主アダモ ファネッティによってこの地でできるワインを 「Vino Nobile di Montepulciano」、 昔から栽培してきたサンジョヴェーゼを「Prugnolo Gentileプルニョーロ・ジェンティーレ」 (のちに亜種として認識される。)として正式に名づけられた。 |
森田屋商店