デロ・ドゥリュニー |
★ピノ・グリはシャンパーニュの古代品種で、フロモントーとも呼ばれています。 シャンパーニュ地⽅の⻄端、クルット・シュル・マルヌに本拠を置くグローワー、 デロ・ドゥリュニーでは、4世代前からピノ・グリを栽培してきました。 ドメーヌの創業者が格別に愛していた品種で、 ドメーヌのシンボルと言える品種だったからです。 シャンパーニュには全てのピノ系品種の使用が認められています。 ピノ・ノワール、ピノ・ムニエはもちろん、 今ではピノ・ブラン100%のシャンパーニュも数多く出回っています。 しかし、ピノ・グリのシャンパーニュだけは見かけることはありません。 デロ・ドゥリュニーはシャンパーニュで唯一、 ピノ・グリ100%のキュヴェを手掛けているグローワーです。 ドメーヌでは、1929年のドメーヌ創設以来畑に点在して栽培されていた ピノ・グリの品質の高さに注目し、単独品種のキュヴェを造ることを着想しました。 栽培や醸造で試⾏錯誤やテストを繰り返し、10年以上の歳⽉を掛けて、 オーガニックで栽培されている0.5haの小さなリュー・ディから、 2009年に初めて、ピノ・グリ100%となるシャンパーニュをリリースしました。 キュヴェ・デ・フォンダトゥールと命名されたこのシャンパーニュは、 ラベル表記はされていませんが、二区画のブドウをアッサンブラージュした リュー・ディを表現したキュヴェです。 少量⽣産で、これまでにまだ数回しか⽣産されていない稀少なシャンパーニュです。 |
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森田屋商店